toujours_ensemble

手作り絵本作家の『さとぽりん。』と布小物を中心に作っている『ななっち。』のハンドメイドユニットです。 「toujours_ensemble」とは、フランス語で『いつでもいっしょ』という意味です。 絵本もいつでもいっしょ、 布小物もいつでもいっしょ、でいてもらえたらいいなあと思っています。 作品の紹介や活動内容をアップしていく予定です。 私たちの作品を見て、皆様にほっこりしていただければ嬉しいです。

2015年02月

ギフト用の豆本

来週早々、卒業式を迎える高校も多いようですね。

2月は、短いくって光陰矢のごとしです。

洋豆本.jpgポケット付.jpg

ギフトカードホルダーのついた、贈り物用の豆本をご紹介します。
既製品の手のひらサイズです。

それぞれ、表紙と同じカラーのスピン(しおり紐)が付いています。

銀箔.jpg頁が接着.jpg

 三方銀箔が、鏡のように輝いています。

丸い角も、どうやってキレイに銀箔コーティングを施すのでしょう。

あ、1ケ所、くっついている所発見。機械でもこういう事あるのですね。

ちょっと、身近に感じてしまう♡

著名人の平穏やのどけさなどの名言メッセージが収録されています。

 

来月は別れのシーズンですが、
学生さん達には、また新しい良い出会いがありますように。

春節2015

 

 只今チャイニーズニューイヤーですね。      こちらは、香港のお土産の絵本です。

チャイニーズトイ.jpg金小口.jpg.jpg

 ノスタルジックな真紅と金の配色がキュート。

 背と表に箔押しがしてあり、さらに小口の三方金箔も見事で、豪華な製本です。

中.jpg見返し.jpg

 布にシールを圧迫貼り。爪で剥がれるのでパンダは可愛くても、いじってはいけません。

 見返しはシワシワに見えますが、皺ごとスキャンして立体感を演出しており、おもしろ~い。

凧.jpg数.jpg

  香港らしい図柄がたまらないカウンティングブックですicon

ブラティスラヴァ世界絵本原画展

私が生まれる前から(ここはぼかしつつ)開催している、由緒ある世界絵本原画コンクールです。

先日、絵本の森のメンバーで、絵本の世界旅行をしてまいりました。

 

49か国、362名、2344点に及ぶ作品が出品され、格国内での審査を経てノミネートされる

そうです。そのため、芸術性の高い作品だけでなく、実験的でユニークな作品も並びます。

ブラティスラヴァ.jpg

「これって、絵本?」と思うような、16分の1折りのポスターをケースに4つセットで収めただけの作品(←文章の挿入は無く、季節を表したグラフィカルな巨大デジタルポスターです)や、

どう見ても絵本というより読み物では?と思われる、細かい文章で、小説のように分厚いものや、子ども向けと思いにくい本が、大変多いと感じました。

それもそのはず、ブラティスラヴァ原画展の子ども審査員の年齢をみると、9歳から16歳。

日本では、絵本を卒業するような年齢ではありませんか。

 

すべて出版された原画という事で、今年は、実際の出版物とよ~く、見比べてきました。

すると、原画を出版後に手直しして出品している人が、幾人かいらっしゃり驚きです。

中には、出品した原画4枚とも出版された全頁と一致しない作品も。

これは…絵本原画展のはず? さすが、チェックしないなんて、海外はおおらかです。

マジメな作家さんは、「展示には同じ素材で、新たに構成し直した絵を出品」と、但し書きあり。

 

精巧でため息が出る様な原画や、中には修正ペンで無造作に直してる原画、

波打ちしてヨレヨレ、シワシワの原画も同じ空間の、同じ木枠額に入って飾られています。

印刷技術が向上してるとはいえ、ゴールドのせっかくの光の反射が損なわれてしまったり、

何層にも厚みがある原画なのに、印刷で効果が半減してしまった本が沢山ある中、

原画より、本になった方が力を出している作品たちもありました。 製本の力は大きいです。

製本も各国様々で、日本は花ぎれのついた絵本は1冊もありませんでしたが、海外は2割強に

花ぎれが見られました。 そして、この展の素敵な所は、立派な本だけでなく、

ホチキスで二か所止めただけの、素朴な本も、いくつかちらほら…。

お国事情によっては、製本が精一杯の所もあるのでしょう。あくまで原画が主役の展覧会です。

 

長くなりましたが…改めて「絵本って、自由でいいな」 と思ったのでした。

チョコっと豆本②

 もう1つ、今度はイチゴ味のチョコレートの豆本です。本文は、名刺サイズを三分割にしました。

 イチゴ味.jpg中はチョコ.jpg

 見返し紙は、こちらもミルクチョコレートで、中身はオレンジ無地。これは、夕張メロン色かなぁ。

二つ合わせて.jpgトリの家.jpg

 チョコの中に、それぞれ違う味のクリームがサンドしてある風です。  食べちゃいたい。

チョコっと豆本

 バレンタインデーも近いため、チョコレート柄の豆本をつくりました。

半紙をたくさん、譲って頂きましたので、薄いチョコ柄の千代紙に裏打ちをします。 次に、

名刺サイズの135kg(←厚さの単位です)くらいの紙を、半分に裁断して1枚1枚折ります。

半紙.jpgP1100238.JPG

 しっかり折りましたら、背を良くそろえて、ボンドをよく滲みこませるため傷をいれます。

そう、今回はアジロ綴じといって、本文の背をボンドで接着させる製本です。

途中.jpgちょこっと豆本.jpg

 ちゃんと、ガーゼ状の寒冷紗で補強します。   苺クリームサンドのホワイトチョコ風です。

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